Giro2018 後半

イェーツの活躍でさらに盛り上がるジロ。
まだまだ難所が構えているので気は抜けない中、後半戦をさらっと振り返り。

11日目:Assisi ~ Osimo
最大勾配16%あるオージモの町をフィニッシュにする11ステージ。
総合勢はこれ以上イェーツを野放しにできない
最後2㎞でイェーツがするするっと上がってくる
デュムランはなんとか食いつくがイェーツを捕えきれない。
結果はイェーツが勝利。マリアローザパワーか??
フルームは40秒差でフィニッシュ。やはり調子は上がってない模様。

12日目:Osimo  ~  Imola
スプリントステージ。そろそろヴィヴィアーニの独断場を阻止したいスプリントチーム。
総合勢はまったり休めるかと思いきや、雨 + テクニカルなステージで結局、
気の休まらない1日に…
結果はサム・ベネット(BORA)の勝利!
ちょっと早い仕掛けだったが、クイックステップがいないのを瞬時に判断し早めの仕掛けが実った。

13日目:Ferrara  ~  Nervesa della Battaglia
今日が終わればスプリントステージは暫くお休み、というわけで勝ってないスプリンタは
ヴィヴィアーニとベネットを抑えて何とか勝利を…な1日。
結果はヴィヴィアーニの勝利。
ベネットは2位に…。ヴィヴィアーニは昨日の悔しさを晴らすガッツポーズで終了。

14日目:San Vito al Tagliamento  ~  Monte Zoncolan
ついにやってきたゾンコラン。確実に総合シャッフルがありそうな1日。
残り4kmでアタックしたのはフルーム。春先にゾンコランの試走をしてただけあり、狙い通りに独走。
イェーツが食いつくが、フルームの勝利。こんなに喜ぶフルームを久々に見たw
イェーツは負けたものの、ゾンコランは試走してないというのが驚異的。
デュムランはイェーツに30秒ほど差を開かれてしまう。

15日目:Tolmezzo  ~  Sappada
ゾンコラン明けにドロミテ峠のアップダウン。とジロの難しさ・いやらしさを表したステージ。
残り17㎞でイェーツがアタック。
デュムランやポッツォヴィーヴォは上手く協調できず、イェーツを捕えられない…
フルームは地味に遅れていく…
結果はイェーツ勝利。デュムランから40秒。フルームから1分30秒もの貯金ができた。
そして、イタリア期待の星 アルが大失速。総合勢からさよならすることに。

16日目:Trento  ~  Rovereto
34kmのTT。イェーツはデュムランから稼いだ貯金をどこまで崩すことになるか。
TT自体の優勝はローハン・デニス。初日のデュムランへの雪辱を果たすことに。
イェーツは1分半ほど貯金を崩し、デュムランに56秒差にまで来ている。
そしてフルームが好走し、総合4位まで浮上。。まだまだ怖い存在。

17日目:Riva del Garda  ~  Iseo
久々の平坦ステージ。スプリンタは明日から地獄なので、ここで目立たないと。なステージ。
雨が降ったり止んでたりで荒れるステージだが、ヴィヴィアーニが勝利。
ヴィヴィアーニは4勝目を達成。クイックステップ強すぎる…

18日目:Abbiategrasso  ~  Prato Nevoso
ゴールに向けてひたすら登る系な、デュムランやフルームに分がありそうな山岳ステージ。
今回のジロは逃げ集団勝ちがなかったが、ようやく逃げ集団容認がこのステージで現れる。
結果はクイックステップのシャフマンが勝利。
山岳でも勝つとかww クイックステップwww
ルーベン・プラサは惜しかったけど、良かった。2015のブエルタで110kmの逃げ勝利をしたことを思い出しました。

総合勢はロペス等のアタックからイェーツが遅れる。結果的に26秒の貯金を崩したイェーツ。
デュムランは初めてTT以外でイェーツからタイムを挽回。

19日目:Venaria Reale  ~  Bardonecchia
チーマコッピ’(最高到達点)ステージ。何かが起こらないわけがない。
フルームが80km地点でアシストをブースト、そこから独走を開始。
驚異的なダウンヒルでデュムランなど追走を振り切る。

イェーツはフィネストレ峠で足が止まってしまう・・1分・・2分・・3分・・
どんどん総合勢から順位を落とす。イェーツ終了のお知らせである。

デュムランはロペス・カラパス・ピノと強調しようとするが上手くまとまらない。
ここで明暗が分かれた。フルームは1人逃げなので全力で踏む。
デュムランはピノやロペス等をアテにしすぎた(思慮しすぎた)

結果はフルームが独走で3分差をつけてゴール。
驚異的で、もはや全世界が唖然。
デュムランとの差は40秒。1日で40秒。しかし相手はフルーム。。

20日目:Susa  ~  Cervinia
総合はここで試合終了。デュムランは何かしないともう後がない。
ステージはニエベがバースデー勝利。イェーツが落ちたので起死回生の勝利。
ミッチェルトンはイェーツは残念だったが、全体的には満足なジロになった。

デュムランは最後の坂でアタックを繰り返すがチーム・スカイの型にもはやハマってしまった。
プールスは剥がれないし、そもそもフルームがゾンビのように付いてくるw
守り切ったフルームはプールスと握手でゴール。

そして、この日はピノに悲劇が起こった。昨日のイェーツのように失速。。
エフデジの選手は6名でもはや遠足状態に。。

21日目:Roma
ローマへの凱旋。ローマの街はやはり美しいですね。
ラストスプリントはベネットの勝利。
ヴィヴィアーニ vs ベネットはヴィヴィアーニが4勝、ベネットが3勝で勝利。
あのクイックステップトレインから3勝しただけでもすごいけどw

▼総合TOP10
1位:フルーム(チーム・スカイ)
フィネストレ峠からの80km逃げ。観ている最中、まさか..? え..? そんな馬鹿な..?という
感想しかなかった。恐らく10年20年ずっと語り継がれるはず。
フルームはこれで、7人目のグランツール制覇選手に。

2位:デュムラン(サンウェブ)
フィネストレ峠での判断が仇になったデュムラン。
グランツール全体での安定感は高く、優勝候補としては流石の走りだった。

3位:ロペス(アスタナ)※新人賞
フィネストレ峠での戦略はアスタナらしいっちゃらしいけど、ちょっとなぁ・・な感想
地力はあるのでこれからこれから。

4位:カラパス(モビスター)
ロペスとのガチンコは分かるけど、フィネストレ峠で同じく顰蹙を買ったのでは。
アタックの切れなど、こちらも将来もっとレースをかき回しそうな存在

5位:ポッツォヴィーヴォ(バーレーン・メリダ)
フィネストレ峠で遅れ、表彰台を逃してしまった。。
シウトソウが初日に消え、山岳アシストも多くいない中、単騎でここまで頑張ったのは流石である

6位:ビルバオ(アスタナ)
ロペスだけでなくビルバオもTOP10に入ってきてるのが
このチームの力を体現してるなぁとw

7位:コンラッド(BORA)
ベネットがスプリントで勝ち、コンラッドもTOP10入り。
このメンバ構成では成功だったかと。ツールではもっと暴れるはずでしょう。

8位:ジョージ・ベネット(ロットNL)
度々のアタックなど、レースを面白くさせた立役者。
次はTOP5入りを目指すかな?

9位;サム・オーメン(サンウェブ)
デュムランのアシストをしつつ9位まできたオーメン。
なんとまだ22歳だと…?

10位:ダヴィデ・フォルモロ(BORA)
BORAのエースは本来、フォルモロだった?
まぁとにかくTOP10に2人も入ったので大成功。

チームごとの総括は明日。